中学受験、小5理科「物の温度による変化」ですね。暗記しやすく整理します!
1. 温度と状態変化の基本
- 物質の三態: 固体、液体、気体
- 温度: 物体のあたたかさ、冷たさの度合い
- 温度計: 温度を測る道具 (水銀温度計、アルコール温度計など)
- 語呂合わせ:「水(すい)アル(アル)コール、温度(おんど)見る(みる)には 目盛(めもり)読(よ)む」
- 状態変化: 物質が固体、液体、気体と姿を変えること
- 固体 → 液体: 融解 (ゆうかい)
- 液体 → 気体: 沸騰 (ふっとう) または 蒸発 (じょうはつ)
- 気体 → 液体: 凝縮 (ぎょうしゅく) または 液化 (えきか)
- 液体 → 固体: 凝固 (ぎょうこ)
- 固体 → 気体: 昇華 (しょうか) ※例:ドライアイス、ナフタリン
- 語呂合わせ:「ゆうふつ ぎょうぎょう しょうか」
2. 水の状態変化
- 融点 (ゆうてん): 固体が溶け始める温度。水の場合、0℃。
- 沸点 (ふってん): 液体が沸騰する温度。水の場合、100℃。
- 水の性質:
- 0℃で凍る (凝固)
- 100℃で沸騰する
- 温めると体積が増える (膨張)
- 冷やすと体積が減る (収縮) ※ただし、4℃以下の水は冷やすと体積が増える (例外)
- 水の循環: 蒸発 → 雲 → 雨 (または雪) → 川 → 海
3. 金属の状態変化
- 金属の性質:
- 熱を伝えやすい (熱伝導)
- 電気を伝えやすい (電気伝導)
- 温めると体積が増える (膨張)
- 冷やすと体積が減る (収縮)
- 金属の利用例:
- やかん、鍋 (熱伝導)
- 電線 (電気伝導)
- 鉄道のレール (膨張・収縮を考慮)
- 語呂合わせ:「レール(レール)は膨張(ぼうちょう) 考慮(こうりょ)して、隙間(すきま)を作(つく)るが 大事(だいじ)です」
4. 空気 (気体) の状態変化
- 空気の性質:
- 温めると体積が増える (膨張)
- 冷やすと体積が減る (収縮)
- 温かい空気は上昇する
- 冷たい空気は下降する
- 空気の利用例:
- 気球 (温かい空気は上昇)
- 暖房、冷房 (空気の循環)
5. 状態変化と体積
- 一般的に:
- 固体 → 液体 → 気体 の順に体積が増える
- 水の場合:
- 例外的に、氷 (固体) は水 (液体) よりも体積が大きい
- 語呂合わせ:「水(みず)は氷(こおり)になると 膨(ふく)らむ、珍(めずら)しい 例外(れいがい) 覚(おぼ)えよう」
6. 身の回りの状態変化
- 台所:
- 氷、水、水蒸気
- バター、チョコレート (融解)
- お風呂:
- 湯気 (蒸発)
- 鏡の曇り (凝縮)
- 屋外:
- 露、霜 (凝縮、昇華)
- 雪、氷 (凝固)
暗記のコツ
- 図やイラストを活用: 状態変化の図やイラストをノートに書き写し、視覚的に理解を深めましょう。
- 実験動画を見る: YouTubeなどで実験動画を見て、状態変化の様子を観察しましょう。
- 身の回りの現象と結びつける: 日常生活で目にする現象と状態変化を結びつけて考えると、理解が深まります。
- 語呂合わせを活用: 覚えにくい言葉や法則は、語呂合わせで楽しく覚えましょう。
- 問題集を解く: 問題集を繰り返し解くことで、知識の定着を図りましょう。
整理のポイント
- 表を作る: 各物質の状態変化、性質、利用例などを表にまとめると、比較しやすく覚えやすいです。
- マインドマップを作る: 中心に「状態変化」と書き、そこから各項目を放射状に広げていくと、知識が整理されます。
- 色分けをする: 各項目ごとに色分けをすると、視覚的に整理され、記憶に残りやすくなります。
頑張ってください!応援しています。